2008年11月19日水曜日

野村グループのガバナンス




コーポレートガバナンスは日本式とアメリカ式など色々な形があります。日本式のコーポレートガバナンスはメインバンク中心です。メインバンクは企業のインサイダー情報を持つため、メインバンクが企業に貸し付けると他の銀行がその企業の経営が強いことが分かります。メインバンク以外に、出向などで透明性を高めることができました。アメリカ式コーポレートガバナンスは社外を信頼します。グループ内のメンバーは給料や利益を高める等の理由、共謀する可能性があるため、社外の取締役が必要です。例えば、株の値段が高ければ企業の経営が健全だと理解できます。
(野村徳七)

 野村グループのコーポレートガバナンスについて少し書きたいと思います。野村グループの中に20社あり、アメリカ式のコーポレートガバナンスだと思います。これは、社外の取締役がいるからです。2003年6月の株主総会で委員会設置会社へ一斉に移行しました。つまり、監査設置会社から委員会設置会社へ変更しました。野村グループホルディングのウェブサイトの4ページにこの変化を示す図があります。

大きな違いは、監査役会が指名委員会、監査委員会と報酬委員会の三つに分かれたことです。この三つの委員会の3人のうち2人は社外です。監査や報酬の仕事には透明性が必要だと思います。 取締役会の11人のうち5人は社外の人です。社外のメンバーを入れることにより企業が透明性のメッセージを伝えています。

 先日のブログに多様化している取締役会はもっと強い取締役会になること書きました。取締役は全て日本人ですが、5人は社外で様々な職歴があります。例えば、NKG Insulators, Ltd.の会長、小林製薬会社の理事長など幅広い職務経験がある人が取締役会のメンバーになります。

野村グループの詳しい情報はココをご覧ください。

2 件のコメント:

朝武士 ラビーナ さんのコメント...

ビービーさん、このブログはとても面白かったです。野村グループが変化したことについて、監査や報酬の仕事は透明性が必要だと書いていました。それはなぜでしょうか。そして、取締役の11人のうち5人は社外の人ですが、なぜ企業が透明性なメッセージを伝えることになりますか?

ビービー さんのコメント...

ラビーナさん、コメントをありがとうございます。2006年にJ-SOXが作られました。これは、監査や報酬の委員会には社外の人を入れるためのルールです。社内や系列内の人だけでしたら、本当にルールを守っているかどうか良く分かりません。株を買うと会社のある部分を買うことですので株主は会社の情報を良く理解して満足するために透明性のメッセージを伝えています。社外の取締役は自分のお金が会社に入っていないため公平な目で会社を見ていると思います。